マンガを題材にお金の大切さを感じる『カイジ 命より重いお金の話し』

お金のことを勉強しようとして、いきなり活字ばかりで難しい本はちょっと読みにくい。と思われる方は今回、ご紹介する『カイジ 命より重いお金の話し』を読んでみては如何でしょうか。

マンガ『カイジ』を題材にして、お金に関する情報を広い範囲で易しく書かれています。僅かな時間の空いたときに、マンガを読む感覚で少しずつ読める1冊です。

これから先、マネーリテラシーが必要

これから先、日本で老後の生活を安心して暮らすならマネーリテラシー(お金の知識があり、その知識を元にお金をうまく活用する能力)が必要です。

なぜ、マネーリテラシーが必要になるか。理由は様々ですが一部をあげてみると

  • 超高齢化時代に突入し、税金が上がる(消費税が10%に増税など)
  • 国民年金は減額の可能性が高いため、自分で備える必要がある
  • 終身雇用制がないため、突然、リストラ勧告を受けて、収入が途絶える

これからの日本は、国も頼れない状況になりつつあります。ですから、『自分の面倒は自分で見る 』というスタンスで人生を考えることが必要です。

お金のディフェンス力が弱い日本人

本書では『日本人はお金のディフェンス力が弱い』ことが指摘されています。お金の知識をオフェンス・ディフェンスで分けるとこうなります。

  • お金を稼ぐ:オフェンス
  • お金を貯める:オフェンス
  • お金を使う:ディフェンス
  • お金を守る:ディフェンス

お金を稼ぐ、貯めるノウハウ本は本屋にいけば、沢山ありますがお金を使う、守るノウハウ本は稼ぐ、貯める本に比べると極端に少ないように感じます。

お金は貯めた後、どうやって使うか?守るか?を知らないまま、何年も過ごしていると貨幣価値が下がって、現在の価値を保てずに結果、目減りしていることも少なくありません。(今の100万と未来の100万では価値が違う。)

ですから、お金を使う、守る方法を知ることが大切だと書かれています。(具体的な方法は、本書では見当たらなかったので、別の本で学ぶ必要あり)

投資のリターン・リスクのバランス

お金を使う、守るの代表的なものは投資です。投資はお金を守るための手段ですが、投資を始めるときに知っておかないといけないことは

『リターンとリスクは必ずバランス(釣り合う)する』

ということです。

リターンが大きいのにリスクが少ない投資案件は、まず存在しないと考えてください。このことを知らないままに投資を始めると、どれだけ安全な投資手法でも失敗します。

どこでリターンを取るか?、そのリスクをどこで吸収するか?を考えて、投資することで初めてお金を守ることにつながりますので、そのことを考えながら投資でお金を守りましょう。

感想

お金の勉強を始めようと思った方には、ちょうど良い表現で書かれているような気はします。

ただ、繰り返し読んで知識が習得できるタイプの本ではないと個人的には思いますので、知識習得は別の本で。

ちょっとした読み物として付き合うのがベターな距離感かと思います。

書籍情報

著者
 木暮 太一

出版社
 サンマーク出版

定価
 ¥1,500

ISBN
 978-4-7631-3297-0

評価(5段階)
 ★☆☆☆☆(1)

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