チームのマネージメントにお困りの方へ

企業で何年か勤めていると気付けば、チームのリーダーとしてマネージメントする立場になっていることがあると思います。

そんなとき、チームのマネージメントってどうしたら良いか不安になって悩んだりしたことはありませんか?

 

世の中に出回っているマネージメントの教科書の理論通りにできたら良いですけど、最初の頃は難しいですよね。

そんな中で上手くマネージメントしようとしたら何をしたら良いのか?

上手くマネージメントすると考えるとわからないので仕事をする上で1番重要なことは何かを考えて、それに絞ってマネージメントしていけば良いんです。

 

仕事をする上で大切なものとは?

 

チームで仕事をする上で大切なもの、それは

モチベーション

上昇志向

です。

 

仕事はチームのモチベーションを高めることができないと思った通りの成果を上げることができません。例え、どれだけスペシャリストを集めた精鋭チームを結成したとしてもです。

  • 仕事のやる気がない天才集団
  • 仕事やる気満々の凡人集団

どちらが成果を出せるでしょうか?心から本気でやる気を出している状態なら凡人も天才に勝つことができます。

 

でも、この仕事で大切なモチベーションってどうしたら上がるのでしょうか?

 

報酬を支払うことでモチベーションを上げる方法を考える

モチベーションを上げるときに1番先に思いついて、効果の出そうな成功報酬について考えてみましょう。

どんな報酬を出せば、チームメンバーの全員のモチベーションを上げることができそうか。

  • 労働に見合ったお金
  • 仕事帰りにみんなで楽しく食事会
  • 休養してもらうための長期休暇
  • 役職をつける(昇進させる)

 

大体、支払う報酬として思いつくのはこの辺りでしょうか。このどれかを支払うことでチームメンバーのモチベーションを上げることが出来るかというと難しいと思います。

 

人それぞれ価値観が違っているので何をもらえばモチベーションが上がるのかはわかりませんし、普段の信頼関係が築けていないにも関わらず、モチベーションの低い社員に対して報酬を支払う形でモチベーションを高めようとすると大失敗するケースが多く見られます。

(人の気持ちも理解しないでお金で解決する手段をとるような企業はダメです。)

では、どうすればチームメンバーの全員のモチベーションを上げることができるのか?

お金や社会的評価を与える以外の方法で簡単に、しかもローコストでできる方法があります。

 

見落としがちな言葉遣いの魔力

モチベーションを上げる方法として報酬を支払うよりも簡単にできるのは

チーム内でかける言葉

です。

 

モチベーションを上げるのに報酬は短期的な効果はあります。しかし、ドーピングと同じですぐに効果は切れてしまいますし、先ほどお話ししたように信頼関係がないと逆効果になってしまいます。

 

仕事を短期決戦と割り切るならそれでも構いませんが、人生の3分の1は仕事をして生活するのなら長期的なスパンで考える方がお互いのためになると思いませんか?

それなら普段から信頼関係を築く、そしてお互いに気持ち良く仕事をするために良い空気をつくる方がモチベーションUPには効果があります。

 

前向きな言葉を意識して使い、やる気がアップ

私がシステム開発のプロジェクトをマネージメントしたときに体感したことを簡単にお話ししたいと思います。

 

システム開発のメンバーは通常、自社の社員(プロパー)で構成しますが人手が足りないときは他社からメンバーを選びます。

 

今はどこの業界も人手不足なのでスキルがマッチしている人材を見つけられないまま、プロジェクトが始まることが多々あります。そんな中でプロジェクトのマネージャーとしてチームを運営し、成果を上げられるマネージャーは手腕が評価されます。

 

以前、マネージャーとして関わったプロジェクトのメンバーは正直、求めていたスキルよりかなり低く頭を抱えていました。

そこでどうしようか?と考えぬいた結果

メンバーのやる気とスキルを100%、引き出すしかない

と思いました。

 

でも報酬を払うほどの予算もなく権限もありませんでした。その2つがあれば、私も報酬で乗り切ろうとしていたでしょう。

この何もない状態の中で、できることはチームの環境を良くすることだけでしたから・・・

そんな中で環境を良くするために前向きになる言葉を遣うように心がけることだけをメンバーに言い聞かせて、プロジェクトを開始しました。

 

言葉の魔力の一例をご紹介

例えば、2日後が納期の仕事があるが、2割程度しか終わっていない状態の時に

  1. 『もう2日しかない』
  2. 『まだ2日ある』

どちらの方が成功する可能性を感じますか?

大半の方は、2.『まだ2日ある』に可能性を感じると思います。

同じ2日という時間に対して、違う表現をするだけで捉え方がガラッと変わります。

これが言葉のマジックです!

では、もう一つ

納期に間に合いそうもないときに『なぜ納期に間に合わないのか?』とは言いませんでした。

この聞き方をすると自分を責める言葉しか出てこないので、お互いに気持ち良くないんですね。

 

そこでは『どうやったら納期に間に合うか?』と聞きました。すると解決できる方法を何パターンか言ってくれます。

実現不可能な案でも提案してくれるだけで既に思考が前向きに変わってますから。

 

『なぜ?できなかったのか?』と聞くとマイナスの理由を、『どうやったらできるのか?』と聞くと解決策を考え付くように人の脳はできているようです。

たったこれだけの差で、ここまで考え方が変わる訳ですから言葉の力は侮れません。

 

この前向きな言葉を遣う作戦がうまくいき、チームのメンバーのおかげでプロジェクトは無事成功しました。

 

チームの運営は理論ではなく、感情論

前向きな言葉が生み出した効果は

  • 仕事中に気分が落ち込むことが少なくなった
  • コミュニケーションが増えた(マイナスな事を言わない環境だから話しやすい)
  • 問題に対する解決策が早く多く思いつくようになった

 

些細な言葉遣いを気を付けるだけで、これだけの効果を出せるなら試してみても損はないです。

チーム運営について書かれている難しい教科書通りにする前に、チームのメンバーに前向きな言葉をかけることから始めてみてはどうですか?

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。